自由化前後、新聞やテレビで自動車保険のCMを目にすることが多くなりました。特にアメリカンホームが口火を切った「リスク細分型保険」は、従来最大30%以上の保険料割引を可能にし注目を集めました。また、98年1月にはチューリッヒ、10月には東京海上、ソニーも新会社を設立し、99年10月に参入の予定です。しかし、「リスク細分型」という呼び名は同じでも保険会社によってリスク要因の分け方にかなりばらつきがあることを知っておきましょう。たとえば、アメリカンホームは年齢条件を9つに分していますが、チューリッヒや東只海上は、算定会と同じく「全年齢・21歳・26歳・30歳未満不担保」の4区分のみ。一方、地域については、アメリカンホームーチューリッヒともに7つに分けましたが、東京海上は従来どおり区分せず。というのも、都道府県別の事故データを見ると、近畿は保険料を上げ、中国は下げなければならないのに、ガイドラインでは近畿と中国が同じ地域として区分されているからです。つまり、この2つの地域を同じ保険料にすると不公平、東京海上はそう判断したわけです。このように同じリスク細分型でも算出条件が異なるため、単純に比較できません。自分の場合は、どの会社の条件区分がトクなのか。知りたい人はまず数社から見積りを取ることをおすすめします。
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