昨今は、リストラで職を失ったり、突然職場を替えることを余儀なくされるようなケースが後を絶ちません。一方、離婚して働き始めるという女性も珍しくありません。そのような人たちが、住宅ローンを組もうとするとき問題にされるのが、勤続年数です。各金融機関は貸し出しにあたって、勤続年数が最低でも1年、普通は2年という条件を設定しています。大手都市銀行では3年と設定しているところもあります。審査も厳しくなって、年収500万円以下の人、リストラ後の再就職で勤続3年未満の人、妻がパートなどに出て共働きの人、自営業者などは借りにくくなっています。また、自営業者のなかには申告をおさえている人が多いようです。そのためいざ住宅ローンを組もうとしたところ、年収(申告額)が少なくてローンが通らない、というケースがみうけられます。「実収入はもっと多いのに」と嘆いた自営業者も多いのではないでしょうか。逆に、粉飾決算も、ベテラン行員でなくとも簡単にみぬけるものです。数字の羅列に特徴が出ますし、他の項目とのバランスもとれなくなるからです。いうまでもなく、ばれると信用を失います。なかには「自営業の方は勘弁してください!」と露骨にいう銀行もあるほどですから、慎重に行動しましょう。私も以前に、ある金融機関から「年収2000万円の白営業者よりも、年収500万円の公務員に貸し出したい」という話を聞き求しか。とにかく自営業者の人は、マイホームを購入する少なくとも3年前から正直に申告しておきましょう。もちろん、自営業者に限らず、一般サラリーマンでも、勤務先の業績がわるく、経営状態が厳しいようだと、マイナス材料になります。
整理ダンスのいちばん奥にどんな服があるのか、ちゃんと覚えていますか。引っ越しでもしない限り、いるモノと不要なモノの区別をつけるチャンスがないのが実情です。でも、余分な体重を減らし、スリムなボディを目指すダイエット感覚で、今日から暮らしのダイエットに挑戦してみてはいかがでしょう。まず、手始めは洋服です。毎年、衣替えの時期が、その絶好のチャンス。シーズン中、一度も出番のなかった洋服は、この際、どんなに高かったとしても、どんなに有名ブランド物でも、いさぎよく処分することです。2シーズン着なかった服はほとんど、絶対もう着ません。来年はきっと着るかも……。また同じデザインが流行るときがくるからもったいない……なんて、いいわけはタブー。靴も同じです。
ある女性が嘆きました。「わたしの頭が平らだったらものが置けるのに。家事は大嫌いなんです。床磨きより読書をしていたいんです。でもそうしていると家の中の収拾がつかなくなります。何とかしなければと思うんですが、どこから始めていいのやら」。わたしは毎日全国から電話や手紙で相談を持ちかけられますが、聞かれることはたいてい同じです。「どこから手をつけましょう?」。「何がいちばん気になりますか?」とわたしが聞くと、いつもの答えが返ってきます。「何もかもです!」。あなたもこの人たちのように、今にも崩れそうな大きな壁を前に、途方に暮れているのでしょう。でも勇気を出してください!コントロールは可能です。うまくやりたいという熱い思いで、あなたの忍耐力と、粘り強さと、エネルギーを総動員しましょう。毛虫が仲間の毛虫にこう言いました。「空を飛べるなら毛虫をやめてもいいくらいの覚悟でなくちゃ」。覚悟次第でわたしたちも蝶になれるのです。万生活整理の出発点を決める混乱の真っただ中にあるときにいちばん難しいのは、どこから手をつけるかの決断です。